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ETCカード協同組合

高速代を節約!軽貨物事業で得するETCカードとマイレージ活用術

軽貨物事業において、高速道路の通行料金は日々の運行コストの大部分を占める、無視できない経費の一つです。しかし、ETCカードを賢く活用し、その恩恵を最大限に引き出すことで、この経費を大幅に削減することが可能です。

まず、ETCカードを持つなら「ETCマイレージサービス」への登録は、まさに「必須」と言えるでしょう。これは、ETCの通行料金に応じてポイントが貯まり、その貯まったポイントを無料通行分として還元できる、非常に利用者にとってお得なサービスです。登録はインターネットから無料で簡単に行え、一度登録すれば、あとはETCカードを利用するだけで自動的にポイントが貯まっていきます。貯まったポイントは、1ポイント1円として高速道路の通行料金に充当できるため、実質的な割引として機能します。例えば、月に数万円の高速道路を利用するドライバーであれば、年間で数千円から数万円分のポイント還元が期待でき、チリも積もれば大きな節約となるのです。

次に、ETCには様々な割引制度が存在します。これらの割引を理解し、配送ルートや時間を計画的に組むことが、さらなる経費削減の鍵となります。

深夜割引: 毎日0時から4時の間に高速道路を利用すると適用される割引です。この時間帯に高速道路を走行する区間が少しでも含まれていれば、その走行全体が割引の対象となるため、長距離移動の多い軽貨物ドライバーにとっては特に大きなメリットとなります。深夜に集中して配送を行うことで、大幅なコストダウンが見込めます。

休日割引: 土日祝日に高速道路を利用すると適用される割引です。ただし、この割引は「地方部」の高速道路が対象であり、都市部の高速道路(首都高速、阪神高速など)は対象外となる点に注意が必要です。また、事業用車両(緑ナンバー)は基本的に適用外となるケースが多いですが、一部のETCカードや組合によっては適用される場合もあるため、ご自身のカードの規約を確認することが重要です。

平日朝夕割引: 平日の朝6時から9時、夕方17時から20時の間に高速道路を利用すると、利用回数に応じてポイントが還元される割引です。これは直接的な割引ではなく、ETCマイレージサービスに登録していることが前提となります。利用回数が増えるほど還元率が高まるため、通勤時間帯に頻繁に高速道路を利用するドライバーにとっては、実質的な割引効果が期待できます。

さらに、特定の区間や路線で適用される区間割引や、一部の法人向けETCカードや事業協同組合のETCカードでは、高速道路会社が提供する「大口・多頻度割引」に準じた独自の割引が適用される場合もあります。これらの割引制度を複合的に利用し、日々の運行計画に組み込むことで、年間を通じた高速代の節約額は驚くほど大きくなるでしょう。ETCカードは単なる支払いツールではなく、軽貨物事業の収益性を高めるための重要な戦略的ツールなのです。